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今、オンラインでの防災教育がアツイ!特徴や事例をご紹介

粕谷麻衣 粕谷麻衣
今、オンラインでの防災教育がアツイ!特徴や事例をご紹介

あそび防災プロジェクト

今、オンラインでの防災教育が注目されているのをご存じですか?
オンラインで実施できるため、場所を問わずに防災について学べるのが魅力です。学校はもちろんのこと、企業や、一般家庭等、さまざまなシーンでオンライン防災教育が導入されています。

しかし、オンライン防災に馴染みのない方にとって、気になるのが「そもそもオンライン防災とは何か」ではないでしょうか。
そこで、今回はオンラインでの防災教育について詳しくご紹介します。また、あわせてユニークなオンライン防災事例についても触れていきますので、興味のある方は参考にしてみてください。

 

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オンラインで防災を学ぶってどういうこと?

まずは、オンライン防災とはどのようなものなのかを解説します。
オンライン防災とは、文字通りオンラインの環境で防災について学ぶことです。主に、テレビ電話やweb会議ツールなどを活用して防災を学ぶことがほとんどです。

オンライン防災が注目された背景には、2020年に大流行した「新型コロナウイルス」の影響があります。新型コロナウイルスが大流行したことにより、全国各地の防災イベントが中止や延期を迫られる事態となりました。

防災のイベントが中止・延期となったことで懸念されるのが「防災意識の低下」です。本来防災意識の向上や維持のために行われるはずだったにも関わらず、イベントが中止・延期となると、防災を学ぶ機会を逃すことになります。

防災の必要性というのは、何らかの機会によって理解できるものです。防災関連のイベントは、そういった忘れがちな「防災の必要性」を改めて認識するために行われる必要があるのです。

そんな中、新型コロナウイルスの影響によって、防災イベントが中止・延期となってしまったことで、「オンラインで学ぶ」という選択肢が挙がりました。
オンラインであれば、3密を回避できるだけではなく、根本的な感染原因となる「接触」を避けて防災を学べるといった魅力があります。そのため、現在オンライン防災の需要が急上昇しているのです。

オンライン防災の種類

一口に「オンライン防災」といってもさまざまな種類があります。ここからは、オンライン防災の種類について解説しますので、それぞれの違いを把握したうえで、興味のあるオンライン防災を見つけてみましょう。

webカメラを活用したレクリエーション

オンライン防災として、人気を集めているのが「webカメラを活用したレクリエーション」です。webカメラに自分を映し、お互いの顔を見ながら自宅でレクリエーションを進めていきます。

具体的な「webカメラを活用したレクリエーション」の内容は、イベントによって異なるものの、決められた制限時間内でチーム同士で防災について話し合うもの、チーム分けして競争しながら防災を学んでいくレクリエーションなどがあります。中には、自宅で防災テーマに沿ったアイテムを探し出すなど、主催企業の工夫をこらしたオンラインイベントなども実施されています。

オンラインでありながら、まるで一緒の空間で楽しんでいるような空気を感じられるのが、webカメラを活用したレクリエーションの魅力です。
また、「webカメラを活用したレクリエーション」の中には、親子で楽しめるものも多いため、家族みんなで防災イベントに参加したいという方にもピッタリですし、企業のチームビルディングとして活用されるケースもあります。

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防災に関するオンラインセミナー

オンライン防災として、比較的大人向けといえるのが「オンラインセミナー」です。

新型コロナウイルスの影響に関係なく、もともとwebサービスを活用したオンラインセミナーは存在していました。しかし、新型コロナウイルスの影響により、オンラインセミナーは急増しています。

オンラインセミナーは、基本的には講師からの説明や紹介などを聞いているだけです。しかし、主催企業によっては、オンラインセミナーの受講者が講師に質問できるよう配慮されていることもあります。
現地に参加するセミナーであれば、その場で質問できることがほとんどですが、オンラインセミナーは質問できないなど、制限がある場合も多いので注意してください。

そのため、オンラインセミナーに参加する際には、あらかじめ「質問可否」についてチェックしておくことをおすすめします。

防災のオンライン勉強会

オンラインを活用した防災教育のひとつに「勉強会」があります。
防災について情報交換したい方が集まって話し合ったり、イベントとして開催されている勉強会に参加してテーマに沿った防災対策を議論したりすることが可能です。

参加者同士のコミュニケーションが必須となるため、一見オンラインでの勉強会は難しそうに感じます。しかし、web会議などのツールを活用することが多いため、複数人でのコミュニケーションが円滑に行えます。
勉強会は、自分の意見に対する見解を貰い、他の参加者の意見に触れることができるため、貴重な情報交換の場として魅力的です。

特に、防災に関する企業担当者や学生などがオンライン勉強会で防災を学んでいる傾向にあります。レクリエーションとして楽しみながら防災を学ぶのではなく、シンプルに「防災をより深く学びたい」という方は、勉強会への参加がおすすめです。

防災情報の動画配信

上記でいくつか紹介したオンライン防災とはややスタイルが異なりますが、動画配信サイトにアップされている防災情報を閲覧するといったものもあります。
動画配信サイトには、災害に関する専門企業や、気象庁などによる動画が多く投稿されています。具体的な動画内容を見てみると、「防災対策」や「防災知識」などに触れた動画が多く、中には実践で使える防災対策について触れている動画も見られます。

他の参加者とコミュニケーションを図ったり、講師に質問したりすることができないため、一見デメリットが大きいように見えるかもしれません。しかし、動画配信であれば開催日時を問わず、スキマ時間にいつでもチェックできるといったメリットがあります。
そのため、忙しい方であれば、イベントとして開催されているオンライン防災よりも、動画配信に投稿されているコンテンツをチェックするほうが向いているでしょう。

オンライン防災の事例

ここからは、オンライン防災の事例を紹介していきます。
どのような事例があるのか、さっそくチェックしていきましょう。

おうち防災運動会

オンライン防災として、ぜひ知っておきたいのが「おうち防災運動会」です。
おうち防災運動会は、IKUSAが実施するオンラインイベントのひとつで、子供から大人まで楽しめる内容がたくさん盛り込まれています。

例えば、緊急事態が発生したときの対応力を競う「防災借り物競争」では、身近にあるもので危機を乗り越えるという内容です。また、VTRを見ながらおうちの防災対策の間違い探しをするなど、オンラインならではの演出やプログラムが用意されています。

レクリエーションの雰囲気が強いので、子供向けに思われがちですが、実際は企業の社内イベントとしても活用することができます。実際、企業のチームビルディングの一環として、おうち防災運動会を選ぶ企業が少なくありません。新型コロナウイルスなどの影響によって、社内イベントができない場合、おうち防災運動会を検討してみてはいかがでしょうか。社内の交流機会になるだけでなく、同時に防災についても学ぶことができますのでおすすめです。

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防災謎解きオンライン

防災謎解き 崩れゆく会議室からの脱出

「防災謎解きオンライン」は謎を解きながら防災を学ぶアクティビティです。参加者は災害に直面していているという設定で、ストーリーに沿って謎を解き、ミッションをクリアしていきます。

例えば「崩れゆく会議室からの脱出」というストーリーの場合は、巨大地震により会議室の耐震システムが破損したという設定の中で、次の大きな揺れが発生するまでに、謎を解き耐震システムを復旧させるというミッションをクリアしていきます。

制限時間内にすべての謎を解ききるには、メンバー同士のコミュニケーションが必要不可欠。リーダーシップや役割分担の大切さを学ぶことができるので、防災の知識を得るだけでなく、チームビルディング研修やリーダーシップ研修にも活用できます。

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防災コンセンサスゲーム

防災k

「防災コンセンサスゲーム」は災害時の対応をテーマとしたコンセンサスゲームです。参加者は災害に巻き込まれたという設定の中で、どのように対応するかをチーム全員で話し合い、合意形成していきます。

首都直下型の地震がもし起こると東京都では517万人の帰宅困難者が発生すると言われています。「帰宅困難サバイバル」というストーリーの場合は、この状況をイメージし、災害が起きた際の適切な対処や行動の選択肢を理解し、発災した際の対応を楽しく学んでいきます。

災害時の対応が学べるだけでなく、全員で合意形成をしていく課程で、論理的思考力や相手の話を聞く力、協調性、価値観の違いとコミュニケーションの重要性を学ぶことができ、チームビルディングにもつながります。

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動画配信サイトで防災情報を得る

オンライン防災の事例として、まず挙げられるのが「動画配信サイトを活用したオンライン防災」です。

大手動画配信サイトである「YouTube」をチェックしてみると、数多くの防災関連の動画が投稿されています。例えば、基本的な防災対策の知識や、最新防災グッズの紹介・レビューといった実践的な内容の動画から、地震発生の仕組みやメカニズムなど、専門的な内容の動画も多いのです。

動画配信サイトに投稿しているのは、ユーチューバーだけではなく、防災関連の企業や市区町村の防災担当者などであり、幅広い防災知識を得ることができます。
中には、過去の防災セミナーの様子を映像化して動画サイトにアップしているケースも見られるため、「過去に参加できなかったセミナーがある」という方は、動画配信サイトで探してみるといいでしょう。

テレビ電話で防災訓練

オンライン防災の事例のひとつが、「テレビ電話での防災訓練」です。

テレビ電話で防災訓練なんてできるのか?といった疑問を感じる方が多いでしょう。オンラインで行う防災訓練は、一般的に学校や企業で行われるような「避難訓練」「消火訓練」などではありません。
シミュレーションごとの避難方法や人命救助などをテレビ電話で議論していきます。実際に体を動かしたり、体験をしたりすることはありませんが、より安全な防災対策を講じるための話し合いをしていくため、いざ防災に巻き込まれたときに状況に合わせた行動ができるようになります。

また、お互いの顔が見えるテレビ電話を活用するため、お互いに資料を見せ合って議論を進めていくこともできます。

まとめ

新型コロナウイルスの流行が懸念されている今、オンライン防災が注目を集めています。
「防災について学びたいけれど3密になってしまうのが不安…」「新型コロナの影響で防災イベントが見つからない…」という場合は、オンライン防災に目を向けてみましょう。
さまざまな企業・機関がオンラインで防災情報を発信するなど、さまざまな工夫をこらしながら取り組んでいる最中です。

家族で防災を学んだり、企業の防災意識の向上のために参加するなど、シーンに合わせて、適切なオンライン防災をチェックしておきましょう。

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粕谷麻衣
この記事を書いた人
粕谷麻衣

1993年生まれ。栃木県在住。一児のシングルマザーライター。Web媒体・紙媒体にて、ジャンルを問わず多くのメディアで執筆。BtoB向け記事の他、ママ目線でのコラム執筆も手掛ける。専門家や起業家などへの年間インタビュー数200人を目標に、パワフルに活動中。

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