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会場は住宅展示場!その導入背景とは?
今回の試験会場となったのは、兵庫県加古川市の住宅展示場、神戸新聞ハウジングセンター加古川会場です。
防災ヒーロー入団試験を実施いただいた目的は、住宅展示場に訪れる皆様に展示場内を周遊していただくこと。「会場が広いため、全部周り切らずに帰ってしまうお客様がいる」という課題を解決できるファミリー向けイベントとして、防災ヒーロー入団試験を導入いただきました。
防災ヒーロー入団試験とは
防災ヒーロー入団試験とは、防災にまつわる数々の「試験」を通して、楽しく防災知識を身につけられるワークショップです。
それぞれの試験をクリアするごとにメダルをゲット。全てのメダルを集めると認定証の缶バッジをもらえます。
家族で楽しく防災を学べるイベントとして、全国の商業施設様や自治体様のイベントでご活用いただいています。
参加者の様子
では、試験に挑んだ皆様の様子をご紹介します!
水消火器射的
まずは、水消火器を使って的を倒す、水消火器射的!
的をしっかり狙って、水消火器を発射します。
消火器の使い方は、大人でも意外と知らないもの。
実際の消火器を持ったことがないという方も多いのではないでしょうか?
このコンテンツでは、いざというときに役に立つ、消火器の正しい使い方を学ぶことができます。
防災スリッパ作り
こちらは、実際に被災地でも使われた新聞紙スリッパの作り方を学べる競技です。
地震が起きてしまい地面が瓦礫まみれだが、手元に靴がない、という状況を想定し、まずは靴を脱いで瓦礫に見立てたイボイボロードの上を歩きます
お子さんよりも親御さんの方が「痛い!」と叫ばれる確率が高かったです(笑)
その後、新聞紙スリッパを折っていきます。
そして、スリッパを履いてイボイボロードを歩いてみると…
「全然痛くない!」という驚きの声が多数でした。
作ったスリッパはお家に持ち帰って、折り方を復習できます。
緊急時に身の回りにあるもので安全を確保することの大切さを学べるコンテンツです。
おうち安全間違い探し
なんの変哲もないように見えるおうちのイラスト。実はこの中には、地震が起きたときに危険なポイントが5箇所潜んでいます。
どうすれば身の安全を守れるかを考えて、解答用紙に記入していきます。
制限時間終了後、試験官から正解発表!
なぜ間違っているのか、どうすれば安全な対策となるかを、しっかり解説していきます。
解答用紙はご自宅に持ち帰ってもらうので、自分の家の地震対策を確認するきっかけになります。
最後は缶バッジ制作!
メダルを3枚集めたら、防災ヒーロー入団試験に見事合格!
認定証となる缶バッジを制作します。
名前を入れることができるので、世界に一つだけの防災ヒーロー認定証が完成!
合格した皆様、おめでとうございます!
防災ヒーロー入団試験のメリット
防災を楽しく学べる
「防災」という言葉にネガティブなイメージを抱き、「できれば考えたくない」と思っている方や、「そもそも興味がない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
防災ヒーロー入団試験は、防災に「遊び」の要素をかけ合わせた、防災にまったく興味がない人に対し、防災を考え始める「きっかけ」を提案するコンテンツです。
試験に合格してメダルを集めるというミッションをこなすことで、楽しく遊びながら自然と防災知識を身につけることができるのです。
家族で防災を考えるきっかけに
防災で大切なのは、身近な人と共に、事前にどのような災害対策をしておくか、災害時にどのような行動をとるべきかを、しっかりと話し合うことです。しかし、家族で防災に取り組もうと思っても、特に小さなお子様となると、防災に対して興味を持つ動機を作るのはなかなか難しいものです。
防災ヒーロー入団試験は、「防災ヒーローになるための試験を受ける」という世界観のもと、家族で楽しめるコンテンツです。普段なかなか話すことができない防災について、家族で一緒に考えるきっかけになります。
施設の周遊を促し、滞在時間を延ばす
防災ヒーロー入団試験は、住宅展示場やショッピングモール、テーマパークなどのイベントにぴったりです。
施設内の複数箇所にワークショップのブースを用意することで、施設内の周遊を促すことができ、滞在時間が延びることが期待できます。
3密を避けて実施可能
防災ヒーロー入団試験はワークショップ形式のコンテンツです。ブースに入れる人数を制限し、参加者同士が密にならないようにコントロールできるので、3密を避けたイベントを実施したいという方にもおすすめです。
まとめ
今回は、加古川の住宅展示場にて行われた防災ヒーロー入団試験の様子をお伝えしました。
たくさんの防災ヒーローが生まれ、大変嬉しく思います!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
また次の試験会場でお会いいたしましょう!
株式会社IKUSAのオウンドメディア担当。「あそび防災プロジェクト」をはじめとするメディアの編集長を務めています。記事の編集、校正、アナリティクス分析、駆け出し動画編集、WEBデザイン、メルマガ企画など遊びの会社の1人マーケターとして奔走中!