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防災用の食料をチェック!最新非常食やローリングストックについて

粕谷麻衣 粕谷麻衣
防災用の食料をチェック!最新非常食やローリングストックについて

あそび防災プロジェクト

防災対策を行ううえで、欠かせないのが「食料」のストックです。

災害が発生したとき、物資をはじめ「食料品」もなかなか手に入らないことがほとんど。家にストックしてある食品だけで、一定期間をしのがなければなりません。そのため防災用の食料をきちんと準備しておく必要があります。

そこで今回は、防災用に非常食を備える場合の基本や、おすすめの防災食料、ローリングストックについてご紹介します。

 

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防災の基本は「非常食」の備え

「防災の基本は、非常食の備えにある」といっても過言ではありません。食料さえあれば、万が一他の物資がなくても、生活上深刻な事態に陥ることはないでしょう。

防災のために非常食を備える場合、どのような点を意識して備蓄すればよいのでしょうか。

13日分の備えが理想

防災のために非常食を備える場合は、最低でも「1人あたり3日分」の備えを意識しましょう。

災害が発生した直後は、近隣のスーパーなどは閉店していることがほとんど。そのうえ、食料や物資の供給もすぐに始まるわけではありません。災害後3日程度で周辺店舗の営業再開や物資の供給などが始まりますので、3日分は備えておく必要があるのです。

ただし、場合によっては3日以降も食料の入手が難しくなる可能性があります。可能であれば「11週間分」も視野に入れて検討してみてください。

水は113リットルが目安

備蓄した水は飲用水として飲むだけではなく、調理用としても活用することから、やや多めに確保しておきましょう。目安は1人あたり1日3リットルです。

赤ちゃんや高齢者の家族のために専用の食料も必要

家族に赤ちゃんや高齢者がいる場合には、それぞれに専用の食料が必要であることを頭に入れておきましょう。

赤ちゃんの場合は、粉ミルクやフォローアップミルク、離乳食といった食料が必要です。他の家族と同じ食料を口にするのが難しいため、賞味期限が長めの専用の食料を確保してください。

また高齢者の場合は、介護食が必要となることもあります。「固形物の飲み込みが苦手」など、食事で気になる点がある場合には、必ず本人が食べられる非常食をストックしておいてください。

防災におすすめの食料

ここからは、市販されているバリエーション豊かな非常食の中から防災におすすめの食料をご紹介します。

「何を備蓄すればいいのかわからない」「どんな非常食があるのかわからない」など、疑問を感じている方は、防災対策のヒントにしてみてください。

LLヒートレスカレー 温めずにおいしい野菜カレー(ハウス食品)

LLヒートカレー 温めずにおいしい野菜カレー」は、封を開けてごはんにかけるだけという手軽さが魅力です。非常時はガスや電気がストップし、コンロが使えないことも。温めなくてもおいしく食べられるこの商品は災害時に重宝します。

どこでもスイーツ缶 6缶アソートセット(トーヨーフーズ)

非常食の準備で、ぜひチェックしてほしいのが「デザート系」の食品です。トーヨーフーズでは、「どこでもスイーツ缶」として、6種類のスイーツがセットになった商品を販売しています。

バリエーション豊かなスイーツが楽しめますので、被災生活中の些細な楽しみになるでしょう。甘いものが好きな方はもちろんのこと、子どものおやつとしてもおすすめできます。

イザメシ Deli 大豆たっぷりカレーリゾット(杉田エース)

封を開けてそのまま食べられる「イザメシ Deli 大豆たっぷりカレーリゾット」は、災害時に便利な食料品です。すでに調理済みですので、封を開ければそのままカレー風味のリゾットを楽しめます。リゾットは一般的な白米よりも水分を多く含んでいるので、災害時に不足しがちな水分を取り入れやすいのがメリットです。

美味しい鯖 水煮(伊藤食品)

災害時にも普段通りの食事に近づけたいときに便利なのが「美味しい鯖 水煮」です。伊藤食品が展開する非常食で、缶を開封するだけでそのまま食べられます。ごはんのお供として美味しいだけではなく、タンパク質やDHAなど豊富な栄養素も特徴です。災害時は食事の栄養バランスが崩れやすいので、この食品は災害時の健康をサポートしてくれる食品にもなるでしょう。

野菜の保存食セット(カゴメ)

カゴメが開発した野菜の保存食セットは、野菜をたっぷりと使ったレトルト系食品です。スープや野菜ジュースがセットになっているので、災害時にありがちな「野菜不足」の解消へと導いてくれます。長期保存にも向いている食品ですので、ぜひ備蓄用の食品として検討してみてください。

おかずセット 56品(杉田エース)

杉田エースの「おかずセット56品」は、災害時であっても食事が楽しめるよう工夫された食品です。肉じゃがやブリ大根、ハンバーグ、おでんなど、非常時ではなかなか口にできないような多種多様なおかずが並んでいます。飽きにくいラインアップですので、子どものいる家庭にもおすすめです。

PANCAN パンの缶詰(パン・アキモト)

PANCAN パンの缶詰」は、缶詰入りのパンの商品です。ブルーベリーやいちご、オレンジなどさまざまな風味が楽しめます。非常食というとごはん系が多い中、数少ないパン系の非常食といえるでしょう。パンが好きな方には嬉しい商品です。

ホームサイズカンパン 475g(三立製菓)

非常食の代表格といっても過言ではない「カンパン」のビッグサイズが「ホームサイズカンパン」です。
文字どおり、家族みんなで十分食べられるよう、たっぷりと入ったカンパンの量はなんと475g。おいしいだけではなく、満足するまで食べられるファミリーサイズといえるでしょう。

非常食の備えで知っておきたい「ローリングストック」の方法

非常食を備えるにあたり、知っておきたいのが「ローリングストック」です。無駄なく備えるためにも必要なストック方法ですので、具体的な方法をチェックしておきましょう。

多めに買い置きをしておく

ローリングストックでは、まず多めに買い置きをします。家族の人数分+αを意識して必要な非常食を準備しましょう。「もし食べなかったらもったいない……」と感じるかもしれません。以下で説明するとおり、ローリングストックは無駄のない備蓄を目的としていますのでご安心ください。

定期的に消費する

多めに買い置きをした非常食は、賞味期限の近いものから定期的に消費をしていきます。賞味期限まで1カ月を切ったら、積極的に消費していきましょう。

非常食というと味に不安を抱く方もいるでしょう。普段の食事に出したりおやつとして取り入れたりすれば、事前に味を確認できますし、もし好みの味でなかったとしても食べ慣れることができます。

消費した分を買い足す

非常食を消費したら、その分を新たに買い足してください。

ローリングストックでは、以上の流れを繰り返すことで、賞味期限切れを防ぎながら十分な備蓄量をキープできます。1カ月1回を目安に非常食の賞味期限を確認し、必要に応じて消費・買い足しを行っていきましょう。

まとめ

今回は、防災用非常食の基本やおすすめの非常食、ローリングストックの方法などについてご紹介しました。いずれも、万が一に備えるうえで重要な項目です。これを機にあらためて災害意識を高め、できる範囲で家庭に取り入れてみてください。

家族の防災用食料について不安や疑問を感じている方は、本記事を参考にしながら、適切に備蓄を進めていきましょう。

 

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粕谷麻衣
この記事を書いた人
粕谷麻衣

1993年生まれ。栃木県在住。一児のシングルマザーライター。Web媒体・紙媒体にて、ジャンルを問わず多くのメディアで執筆。BtoB向け記事の他、ママ目線でのコラム執筆も手掛ける。専門家や起業家などへの年間インタビュー数200人を目標に、パワフルに活動中。

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