あそび防災情報局
お役立ち情報

防災対策を完璧に!役立つ「備蓄品リスト」を公開

粕谷麻衣 粕谷麻衣
防災対策を完璧に!役立つ「備蓄品リスト」を公開

防災対策の基本ともいえる準備が「備蓄」です。

大地震や大型台風によって甚大な被害が発生すると、近隣のお店が営業停止になってしまうことがあります。災害の規模によっては、営業再開の目途も経たず、一定期間は備蓄品のみで生活していかなければなりません。
そんなとき、備蓄品が不足していたり、準備の漏れがあったりすると、せっかく備蓄をしていても被災生活が難しくなってしまう可能性があります。

しかし、防災対策として役立つ「備蓄品リスト」を把握しておけば、準備の漏れに悩まされることなく、徹底的に備蓄準備を進めることができるでしょう。
そこで、今回は防災対策を完璧にしたい!と考えている方に向けて、備蓄品リストを公開します。

災害に備えるには「備蓄品」が重要

災害に備えるためには、最低限の「備蓄品」が重要です。
もしも、近隣のお店が軒並み営業をストップしてしまったら、生活に必要な物資が一切入手できなくなってしまうかもしれません。

基本的に、災害が発生すると自衛隊などによって、物資の支給が行われます。そのため、「備蓄はそこまで頑張らなくても……」と考える方が少なくないのです。しかし、必ず物資の支給がスムーズに行われるとは限りません。
国内の被害が甚大であれば、物資の支給が始まるまでに時間がかかってしまうかもしれませんし、壊滅的な被害を受けた地域が多ければ、救出作業を優先するでしょう。

自衛隊などの物資の支給をあてにしていると、いざ災害に巻き込まれた際に、不便な生活を強いられることになるため注意してください。

今すぐチェックしたい必須の「備蓄品リスト」

防災対策を完璧にするためにも、徹底したいのが「備蓄」です。
ここからは、これから備蓄をしたい方や、備蓄品を見直したい方に向けて、準備必須の「備蓄品リスト」を公開します。
具体的に、どんな備蓄品が必要なのか、一つ一つ確認しておきましょう。

備蓄品の中でも、最も重要度が高いといえるのが「水」です。
水は毎日必要となるものですので、必ず備蓄しておかなければなりません。

水は、「飲む」という点はもちろんですが、「調理に使用する」「歯磨きに使用する」「洗い物に使用する」など、さまざまな用途があります。
水の備蓄目安量は、「1人あたり12リットル」です。それを数日分・家族の人数分用意する必要があります。
最近では、川の水や泥水などをろ過できる、アウトドア用のろ過機なども販売されているため、こうした便利なアイテムと組み合わせて備蓄しておくのもいいでしょう。

水が不足することは、不便であるだけでなく、命にもかかわることですので、必ず備蓄しておいてください。

食料

水を準備したら、「食料」にも目を向ける必要があります。備蓄用の食料は、主に「非常食」を指します。
災害が発生すると、水道だけではなく、ガスや電気などもストップしてしまうことが考えられます。そのため、加熱する調理が難しいのです。
火を使ったり、温めたりしなくても食べられる非常食は、災害時に必須の食料といっても過言ではありません。

最近は、普段から食べたくなるような、味にもこだわった非常食が数多く販売されています。
食事関連の非常食はもちろんのこと、ちょっとした一息に取り入れられるような「お菓子」「パン」「スイーツ」なども豊富です。さまざまな種類の非常食を組み合わせて備蓄しておくことで、被災生活の中でも快適かつストレスを軽減しやすくなるでしょう。
また、非常食の中には「水だけで調理できる」といったタイプもありますので、実際の被害状況をイメージしながら、自宅に合った食料を探してみてください。

★「おうち探検!非常食探索トライアル」で、家にある非常食をチェックしよう!

おうちの中から「ある条件の元」非常食を見つけ出せ!家族で楽しいタイムトライアル!?


オンラインで防災を学べる運動会「おうち防災運動会」の詳細はこちら

衛生用品

防災対策のために備蓄する場合は「衛生用品」の漏れがないかをチェックする必要があります。
災害が発生すると、どこのお店に行っても衛生用品が品薄になりやすいため、あらかじめ備蓄しておくと安心です。

例えば、生理用品といった女性の必需品や、絆創膏・ガーゼなどのようなケガの手当てができるもの、現在必要度が高いマスクなどを、忘れないように備蓄しておく必要があります。

防災対策というと、水や食料に意識が向きがちです。しかし、衛生用品の準備を忘れてしまうと、災害時に慌てることになってしまいます。完璧な防災対策のためにも、「衛生用品」も視野に入れて、準備を進めていきましょう。

医薬品

頭痛薬や風邪薬など、医薬品の準備は災害用の備蓄に欠かせません。
災害が発生すると、不規則な生活やストレスなどにより、体調を壊しやすくなるものです。そのため、さまざまな症状に合わせた医薬品を一式揃えておくことをおすすめします。
とくに、頭痛薬や風邪薬などの医薬品は必須です。普段から頭痛が多い方であればもちろんですが、あまり体調を崩さない方であっても、環境の変化で体に異変があるかもしれません。

被災生活はただでさえ不便で大変ですから、体調不良に悩まされないように、医薬品を準備しておくことが大切です。

情報収集のための道具

防災対策で必須アイテムのひとつといえるのが「情報収集のための道具」です。

地震や津波、台風などが発生すると、停電に陥る可能性が高いといえます。そのため、テレビで情報収集することはできなくなってしまいますし、スマホがあっても充電残量によっては、十分に情報収集できないでしょう。
防災対策において、「災害に遭ったときの被害状況」や「復旧の状況」などの情報を得ることは大切です。また、情報収集をする手段がないと、二次被害のリスクを知ることができませんし、避難所に避難すべきかなどの判断ができません。

そのため、停電になっても情報収集ができるような道具が必要です。一般的に、災害時の情報収集手段は「ラジオ」が多いです。停電になっても、電池があればラジオで情報収集ができるため、必ず備蓄品として準備しておきましょう。

ちなみに、ラジオを購入する際には、電池で使用できるだけでなく、レバーを手回しすることで充電できるタイプを選ぶことをおすすめします。「電池でしか動作しない」といったラジオである場合、電池が切れたら使えなくなってしまうためです。災害直後は電池が品薄になる傾向にあり、電池の入手が難しくなるため、電池がなくても使えるラジオを選びましょう。

懐中電灯

懐中電灯は、停電した際に非常に便利な備蓄アイテムです。
災害が発生して停電すると、電気が復旧するまでに期間を要することがほとんど。電気が復旧するまでは、夜になると真っ暗闇となってしまいます。しかし、懐中電灯があれば部屋を照らせるため、停電してしまっても部屋を明るくして生活できます。

また、余裕があれば「ランタン」を購入しておくこともおすすめです。懐中電灯はピンポイントを照らすタイプの照明であるため、部屋全体を明るくすることが難しいからです。ランタンは、空間を照らすことを前提に作られたものですので、真っ暗な部屋を全体的に明るく照らしてくれます。

懐中電灯はトイレなど「移動」の際に使用し、部屋に置いておく照明はランタンにするなど、上手に使い分けることがおすすめです。

災害時に使える調理道具

災害が発生すると、基本的に電気やガスはストップしてしまいます。当然、普段使用している「コンロ」が使えなくなる可能性が高いため、災害時でも使用できる調理道具を確保しておくことは大切です。

例えば、カセットコンロのような調理道具は、ガスや電気がストップしてしまっても、ガスボンベがあれば使用できます。
被災中は冷えた非常食を食べることが多く、温かい食べものを欲することが少なくありません。そのため、たまにでもきちんと調理して食べられるように、災害時に使える調理道具を揃えておく必要があります。
ただし、カセットコンロは1台でも問題ありませんが、ガスボンベは複数準備しておきましょう。ガスボンベが切れてしまうと、せっかくガスコンロがあっても調理ができなくなってしまいます。

育児用品(子供がいる場合)

子供がいる方は、育児用品を十分確保しておくことが大切です。
おむつやおしりふき、ミルク、着替えは必ず多めに準備しておくようにしましょう。また、併せて子供の気分転換になるようなものがあると便利です。おもちゃや絵本、おやつなどがあると、被災中の子供のストレスを軽減しやすくなります。

また、すでに離乳食を終えている子供に関しては、食の好みによっては準備した非常食を食べないかもしれません。子供は「食べ慣れないものを食べたくない」というケースもあります。そのため、普段から食べ慣れている非常食を選んだり、子供の好みに合わせた非常食を確保してたりすることも必要です。

子供がいると備蓄すべきものが多いですが、被災生活を乗り切るためにも余裕を持って準備してください。

あったら便利!な備蓄品リスト

防災準備で「必需品」というほどではないものの、「あったら便利」といった備蓄品は多いです。
ここからは、準備しておくと、よりストレスフリーな被災生活になる備蓄品を紹介します。

メイク用品(女性)

女性であれば、メイク用品を準備しておくことがおすすめです。
毎日メイクしている女性の場合、被災生活によってメイクが楽しめなくなるのは大きなストレスでしょう。被災生活を乗り切るための活力になるよう、メイク用品を揃えておくと、暗い気分を払拭しやすくなります。
また、「すっぴんで人に会うのはイヤ」という方も、メイク用品を揃えておくと安心です。
被災生活では、なるべく普段と同様の生活に近いほうがストレスの負担を軽減しやすいといわれています。メイクをすることが多い女性は、備蓄品として「メイク用品」もピックアップしてみてはいかがでしょうか。

また、メイクだけではなく、「メイク落とし」も準備しておくことが大切です。メイク落としは、水で洗顔する必要がないような、「拭き取りタイプ」がおすすめです。被災中は水の確保が難しいため、なるべく水を使用しなくてもメイクを落とせるタイプを選んでください。

ラップ

あまり知られていませんが、被災生活の中では「ラップ」がとても役立ちます。
例えば、災害時にケガをしたとき、ラップが包帯代わりになったり、止血したりすることができます。また、お皿にラップをかぶせて、その上に食料をよそえばお皿が汚れないので、水で洗う必要がありません。
性能の高いラップであれば、おむつを包んだり、生ごみを包んだりすることで「ニオイ対策」としても活用できるのです。
「ラップ」というと、基本的に食品を保存しておくだけのようなイメージがあるでしょう。しかし、あらゆる場面で使えるアイテムですので、1つでも準備しておくといざというときに便利です。

ちなみに、備蓄用品としてラップを準備するのであれば、なるべく「切れやすいもの」がおすすめです。緊急事態の中、切れにくいラップで手間取ってしまうのは避けたいところでしょう。手軽にパッと使えるよう、高性能なラップを準備してください。

栄養補助食品

栄養補助食品は、食料とは別に複数種類ストックしておくことがおすすめです。
非常時の食事では、栄養バランスが偏りがちになります。実際に非常食の種類を見てみると、主食関連が多い傾向にあります。そのため、栄養補助食品である程度栄養を補給する必要があるのです。
栄養バランスが偏ると、体調不良を引き起こしやすくなるだけでなく、精神的にも不安定になるといったデメリットがあります。

被災生活の中であっても、なるべく健康的に過ごせるように、お菓子タイプやゼリータイプ、ジュースタイプ、サプリメントタイプなど、複数の栄養補助食品を準備しておいてください。

季節に応じたアイテム

防災対策で余裕があれば、ぜひ準備してほしいのが「季節に応じたアイテム」です。
本ページでもすでに触れたとおり、災害が発生すると、電気やガスなどが停止してしまうことが少なくありません。そうすると、季節によっては厳しい環境の中で過ごすことになってしまいます。
真冬であれば極寒の中で生活しなければなりませんし、真夏であれば暑さによる熱中症のリスクも懸念されるでしょう。

そのため、「季節に応じたアイテム」を準備しておくと、夏冬でも比較的快適に過ごしやすくなります。
冬のための防災対策であれば、カイロがあると便利です。布団の中にカイロを忍ばせたり、こたつの中に複数のカイロを入れておくだけでも、十分暖かく過ごせるでしょう。
夏の備蓄であれば、電池式のハンディ扇風機がおすすめです。冷房器具は電気式であることが多いですが、ハンディ扇風機であれば電池で動きます。停電になってしまっても、涼しく過ごしやすくなるので、家族分のハンディ扇風機があるとなおいいでしょう。

備蓄するときの注意点

防災対策のためには、備蓄が必要不可欠です。しかし、備蓄するにあたり、いくつか注意点があることを知っておかなければなりません。
自分や家族の被災生活を支えるためにも、備蓄するときの注意点をチェックしておきましょう。

ローリングストックを心がけて

防災対策のために備蓄をする際には、「ローリングストック」を心がけてください。
ローリングストックとは、使用期限や消費期限が迫ってきたものを普段の生活で消費し、新たに備蓄品を買い足す(補充する)一定のサイクルを指します。

備蓄していても、消費期限が切れてしまっては食べられませんし、使用期限が切れていれば使えません。万が一災害が発生したときに、消費期限や使用期限がオーバーしていたら、せっかく備蓄をしていても全く意味がなくなってしまいます。

1か月に1回の頻度で備蓄品を見直していき、ローリングストックをしながら災害対策を進めていきましょう。

1週間分の備蓄品を意識

備蓄する際には、家族全員分の「1週間分の備蓄」を意識して準備を進めることが大切です。
食料や消耗品などは最低でも1週間あると安心といわれています。これは、1週間の期間があれば、近隣のお店が営業再開したり、物資の支給が始まったりする可能性が高いといわれているからです。
そのため、1週間は備蓄品のみで過ごせるような量を確保しておかなければなりません。普段の生活を振り返りながら、「どれくらい準備すれば1週間もつか」をイメージして準備することが大切です。

なお、「1週間分」という目安は、あくまでも最低ラインであるため、余裕があれば1週間以上の備蓄をおすすめします。とくに、今後大きな災害が発生すると推測されている地域は、状況が深刻になる場合があるため、余裕を持って準備しておくと安心です。

まとめ

今回は、防災対策で必須である「備蓄品」について紹介しました。
災害が発生したとき、被災生活を余儀なくされたとき、いったい何があれば安心なのかは、大きな災害に巻き込まれたことがない方では想像が難しいでしょう。
そのため、漏れのないように備蓄品を準備していく必要があります。本ページを参考にしながら自分や家族の被災生活を守るために、備蓄品の準備を徹底しておきましょう。

粕谷麻衣
この記事を書いた人
粕谷麻衣

1993年生まれ。栃木県在住。一児のシングルマザーライター。Web媒体・紙媒体にて、ジャンルを問わず多くのメディアで執筆。BtoB向け記事の他、ママ目線でのコラム執筆も手掛ける。専門家や起業家などへの年間インタビュー数200人を目標に、パワフルに活動中。

防災イベントに関して
お気軽にお問い合わせください。