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防災用の救急セット、中身は何を入れればよい? おすすめ救急グッズ15選

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防災用の救急セット、中身は何を入れればよい? おすすめ救急グッズ15選

あそび防災プロジェクト

個人でできる防災対策の一つに、救急セットの用意があります。「防災用の救急セットの中身は何を入れればいいの?」という方に、最低限入れておきたいオススメの救急グッズを紹介します。

 

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災害時の応急手当てに救急セットは必須!

災害現場では発生直後や避難時に、打撲ややけど、切り傷などの外傷を負いやすいものです。
また、大規模な災害後はライフラインがストップしてしまうこともあります。これにより、食料や生活物資の不足、体調管理の難しさから健康被害に悩まされるケースが少なくありません。

そのうえ、災害は肉体面だけでなく精神的にも不安定になりやすいため、ストレスから来る不調を感じることもあります。
災害時は医療機関もストップしてしまう可能性があり、すぐに診察を受けられるかはわかりません。そのため、いざという時の応急手当は自分たちで行う必要があります。自分の体を守るためにも、災害用の救急セットは防災対策として常に用意しておくべきでしょう。


防災用の救急セットの中身は何を入れる? オススメグッズは?

「防災用の救急セットに何を入れればいいのかわからない」「普段用意している常備薬とは違うの?」とお悩みの方に、防災用に用意しておきたい救急セットの中身を紹介します。

1. 絆創膏

手指の小さな切り傷や擦り傷など、傷口の保護や止血には絆創膏があると便利です。
子どもでも使いやすいうえに、靴ずれ防止や包帯を固定する場合のテープとしても活用できます。一般的な絆創膏のほか、防水加工がされているものやハイドロコロイド素材を使った治癒力の高い絆創膏など、いくつかタイプ別に用意しておくと安心です。

2. 消毒液

消毒液は傷口の殺菌・消毒に不可欠です。感染症リスクがあるため、擦り傷や切り傷・靴ずれなど小さなケガでも消毒しておくことをオススメします。傷口は洗い流し、しっかり消毒してから絆創膏やガーゼなどで覆いましょう。
しみないタイプやスプレータイプなど、使い勝手に応じて用意しましょう。

3. はさみ

包帯やガーゼ、テープを切る際に使います。また、包帯がなくなってしまった場合など、緊急時に衣服を切る際にも重宝します。衛生面を考えると文房具と兼用は好ましくありません。救急セット専用のものを用意しておくと安心です

4. ピンセット

とげや患部へのゴミなど、ピンセットでしか取れないものもあります。また、ピンセットがあれば消毒の際に患部を直接触れなくても作業が可能。ガーゼや脱脂綿を衛生的に使えます。
ピンセットを選ぶ際には、錆びにくいステンレス製で、細かいものでもしっかり掴みやすいものを選びましょう。

5. ガーゼ

出血・やけどをした際などは傷口を保護・圧迫するために清潔なガーゼが必要です。いくつかサイズを用意しておくといいでしょう。

6. 包帯

患部の保護のほか、ガーゼや患部を動かさないように固定するためには包帯が適しています。また、きつめに巻くことで止血にも役立ちます。伸縮する素材かどうかによって、巻きやすさや巻いたあとの患部の動かしやすさが異なります。現在はテープがなくても固定できる、粘着式の包帯も販売されています。

7. 軟膏

やけど・切り傷・擦り傷・虫刺されの治療薬や化膿止めは、患部の保護・保湿などにも役立ちます。チューブの先は直接指が触れないよう、ガーゼを活用するなどして、常に清潔に保ちましょう。

8. つめ切り

避難する時につめが割れたり折れてしまったりすることがあるため、つめ切りがあると安心です。避難生活が長くなる場合にもつめ切りがあると衛生面から見ても備えておくべきといえるでしょう。

9. 三角巾

止血や骨折した時の添え木の固定、患部の保護や腕を吊る時などに使います。

10. 携帯用ホイッスル

人が倒れてしまった時など、緊急時に助けを呼ぶ時に使います。

11. ポイズンリムーバー

ハチやヘビなど、毒のある生き物に刺された時は迅速な応急処置が必要です。すぐに病院に行けない場合でもポイズンリムーバーがあれば自分で簡単に毒を吸い出せます。

12. アイスパック(瞬間冷却剤)

打撲ややけどをした際は水や氷でアイシングすることで内出血や腫れを抑える必要があります。アイスパックがあれば災害時でもすぐに患部を冷やし、痛みも抑えることができます。

13. 使い捨て手袋

使い捨ての手袋を使うことで、治療にあたる人が感染症などを気にすることなく、衛生的に治療を行えます。

14. 綿棒

目や耳にゴミが入った時のほか、細かい部分の消毒や赤ちゃんの肛門を刺激して便のつまりを出す時などさまざまな用途に使えます。

15. 常備薬やかぜ薬、胃薬、頭痛薬など

救急セットの中身は外傷を手当てするものだけというイメージがありますが、使い慣れている常備薬もまとめて防災用の救急セットに入れておくと安心です。
また、災害時は環境の変化から体調不良になりやすいため、市販のかぜ薬や頭痛薬、胃薬、痛み止めなどもあるといいでしょう。
薬は使用期限があるうえに、開封済みのものは品質が劣化している場合があります。定期的に中身を確認しておきましょう。


準備が面倒な場合は市販の救急セットがオススメ

「防災用に救急セットの中身をそろえるのが大変」という場合は、最低限必要なアイテムがそろっている市販の救急セットを購入するといいでしょう。一般的なものであればポーチやきんちゃく袋にセットされています。災害用の持ち運びリュックに入れられる程度の大きさのものも多いため、取り入れやすいでしょう

足りないものはドラッグストアや100均で買い足すなど、「市販の救急セットにプラスアルファで自分たちの必要なものを入れる」というイメージがいいでしょう。
防災用の救急セットは準備をするに越したことはありませんが、中身を詰めすぎて重たくなってしまうとスムーズな避難が難しくなることもあります。
防災リュックの邪魔をしない程度に必要なものを入れるといいでしょう。また、雨が降った時でも中身が濡れてしまわないよう、入れ物は防水性のあるものを選ぶと安心です。

外出時は携帯用の救急セットがあると安心

災害はいつどこで起きるかわかりません。いくら自宅に救急セットを用意していても外出中で帰宅困難な場合はどうすることもできないため、外出時は携帯用の小さい救急セットを持ち歩いていると安心です。中身は必要最低限の内容ですが、何もないよりずっとマシ! 会社や車の中などにも用意があるといいですね。

救急セットは「用意して終わり」じゃない

救急セットは一度用意したらそれで終わりではありません。食料品のように消費期限が短いものは少ないですが、長期保存しているといざという時に中身が劣化していて使えないこともあります。
例えば、消毒用のアルコールには保存期限がありますし、ウェットティッシュは長期保存によって乾燥してしまうことも。また、保存期間によっては、絆創膏の粘着力も弱くなっているかもしれません。

救急セットも食料品のように定期的に見直しを行いましょう。
また、せっかく救急セットを用意しても、いざという時に使い方がわからなければ意味がありません。迅速に応急処置を行うために、用意した後は使い方も確認しておきましょう。

まとめ

Love heart between two house wood model for stay at home for healthy community together concept.

災害時にケガをした時のために、応急手当が自分でできるよう救急セットを準備しておくことは大切です。
セットに入れる中身は最低限必要なもののほか、常備薬など家族に合わせたものを追加しておきましょう。
準備ができた後はそれぞれの使い方も確認し、いざという時にすぐ使えるようにしておくと安心です。

 

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この記事を書いた人
チョビベリー

プロフィール:1982年生まれ。京都市立芸術大学日本画専攻卒業。柔道・ボクシング・極真空手の経歴をもつ普通のOL兼一児の母。複数のWEBサイトで記事を執筆するかたわら、自身の恥をかきさらす意識ぬるい系ブログ『チョベリグ!』を更新中。特技は速読、ダメ出し、絵を描くこと。

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