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【おすすめ4選】遊びながら学べる防災ボードゲームで災害に備えよう!

増田あかり 増田あかり
【おすすめ4選】遊びながら学べる防災ボードゲームで災害に備えよう!

防災の授業や研修を行う際、効果的に知識を覚える方法として「防災ボードゲーム」で遊ぶ方法があります。今回おすすめの防災ボードゲームをまとめました。ぜひ参考にしてください。

防災ボードゲームとは?

みなさんは「防災ボードゲーム」をご存じですか?防災ボードゲームとは防災のことを楽しく学び、災害が発生したときに役立つ知識を知ることができるように作られたボードゲームです。

ボードゲームの特徴として、積極的にプレイヤーが参加し楽しみながらプレイするので学習効果が高まる点が挙げられます。

どんなときに防災ボードゲームを活用するといいか?

防災ボードゲームの活用する場として、教育・防災研修などが想定されます。防災ボードゲームは小学生低学年用~中学生以上、または大人向けなど様々な対象年齢に合わせたゲームがあり、コンテンツの種類もカード型からすごろくなどのボードゲーム型、ワークショップ型など多種多様です。

また有料のボードゲームだけでなく、地方自治体が作成した無料版の防災ボードゲームもあります。どのコンテンツにも特徴があるので、防災の何を教えたいのか、自分の地域にあった防災ボードゲームなのかを加味し上手に活用しましょう。 

おすすめの防災ボードゲーム

この記事では、簡単に防災について学べるコンテンツをピックアップし紹介いたします。インターネットからダウンロードするだけで利用できる無償コンテンツとボードゲームの特性を活かして制作された有償コンテンツです。防災教育で使用するコンテンツやボードゲームを探している方は、ぜひ参考にしてください。

 

<無償防災コンテンツ>

~ 災害時のトイレアクションを学ぼう! ~

みなさんは災害時のトイレ対策をしていますか?災害時のトイレ環境は人の命を左右します。トイレ環境で命に関わるなんて大げさと考える人もいるかもしれません。しかしトイレ環境が悪いため、体調を崩しエコノミークラス症候群で命を落とす方もいます。

この「災害時のトイレアクションを学ぼう!」は、災害時のトイレアクションを考えることができるワークシートです。教育・防災研修に活用するといいでしょう。

■災害時のトイレ対策が不十分な場合、発生する問題

<問題1
トイレ環境が不衛生になるため感染症が発生しやすくなります。人が多く集まる避難所では、感染症は広がりやすく危険です。

<問題2
トイレの不衛生さを嫌がり、トイレに行く回数を減らす方がいます。トイレに行く回数を減らすため、食事や水分の補給を控えてしまい、体調を崩してしまう場合があります。

 

■ワークシートの内容

  1. 表面には、グループワークを実施する前に必要なトイレアクションの知識がまとめられています。このまとめをよく読み、グループワークに移りましょう。
  2. 2人から5人のグループに別れ、No.1からNo.5のうち、どれか1枚のカードを選びます。
    <カードの一例>
    夏の夜、天気は晴れ。20歳代の母親と乳児。
    冬の昼、天気は晴れ。50歳代男性で、外国人旅行者。日本語はしゃべれない。
    など計5種類のカードがあります。
  3. カードに書かれている人の「トイレで困ること」について考えます。
  4. グループ内で発表し、自分が取るべきトイレアクションをまとめます。

 

■ゲーム概要

対象年齢:小学校高学年 ~ 一般
プレイ人数:25
価格:無償利用可能

みなさんも「~災害時のトイレアクションを学ぼう!~」でトイレの防災対策について考えてみてはいかがでしょうか?

災害協力シミュレーションゲーム ダイレクトロード

神戸市消防局職員が開発したカードゲームです。このゲームの特徴として、海辺の町(BasicStandard)と内陸の町の3タイプがあります。※「内陸の町」は津波が発生する心配がない地域を指します。

そして最大の特徴は、他の参加者との協力が必須なボードゲームであることです。

災害が発生したときや避難場所での生活などでは、周囲の人間と協力が必要になります。協調性を意識させるボードゲームやアイスブレイクは数多くありますが、災害協力シミュレーションゲームはなかなか見かけません。

災害を題材にしたゲームというと運営が大変なイメージがありますが、このゲームは、進行役も特別に準備することや事前講習を実施する必要はありません。教育・企画担当に負担をかけずに防災教育を実施することが可能です。是非防災教育に活用してみましょう。 

■ソーシャルディスタンス版も用意

また従来のダイレクトロードを、コロナ禍でも防災を学べるゲームに改良した「ソーシャルディスタンス版」も作成されました。Zoomなどオンラインで実習することが可能です。コロナ禍のため、防災訓練・教育が実施できず困っている防災担当者の方におすすめの防災コンテンツです。 

■ゲーム概要

対象年齢:小学校高学年から一般
プレイ人数:57人(別に進行役1が人必要)
価格:無償利用可能(神戸市HPの「ライセンスについて」を確認すること)

 

<有償防災コンテンツ>

防災ボードゲーム「INCASE

INCASE」は防災をより身近に、楽しく学べるようにしたいをコンセプトに製作された防災ボードゲームです。ゲームには<やさしい><ふつう><むずかしい>の遊び方があります。

 INCASEのデザインモチーフは積み木。

制作者の思いとして、「ボードゲームとしてのワクワク感を、おもちゃである積み木を使って表現しながら、防災は日々の備えや知識の積み重ねであるということを伝えています。

また、積み木でそれぞれが好きな形を作って遊ぶように、防災も一人ひとり違った備え方があるということも、「INCASE」を通じて知ってほしいことの一つです。(引用:SAIGAI JOUNAL

 

■ゲーム概要

対象年齢:5歳以上
プレイ時間:10
プレイ人数:25
価格:2,980円(税抜き)+送料 

■セット内容

防災カード:40枚(12種類)
地震カード:20枚(5種類)
対応早見表:5
ルールブック:1

INCASEを手掛ける株式会社Tech Design代表・津田さんへのインタビュー記事は、こちらからお読みいただけます。

「災害が起きても経済が止まらない社会を創造する」Tech Design代表 津田裕大

    防災すごろく「いえまですごろく」

    防災すごろく「いえまですごろく」は、地震発生後にどんなことが起こるのか分かりやすくまとめたボードゲームです。

    制作者は、「地震のあとにどんなことが起こるのか、子どもたちが遊びながら学べるゲームを作りたい」と考え、いえまですごろくの制作に至ったそうです。いえまですごろくを実施する上で、特別に準備することはありません。ゲーム内に登場する防災用語は、別紙の用語解説が準備されているので確認すると良いでしょう。

    ■公式HPの動画を視聴しよう

    公式HPに「準備編」「導入編」「巨大地震が起きたら」の3種類の説明動画が用意されています。「いえまですごろく」が気になる方は、一度視聴して検討するといいでしょう。

    導入編の動画は授業や講習前に視聴するのをおすすめします。防災の理解度が増し、いえまですごろくの学習効果が上がります。

    ■ゲーム概要

    対象年齢:小学生4年生以上(大人も楽しめます)
    プレイ時間:25
    プレイ人数:36
    価格:3,600 円(※税別・送料別) 

    まとめ

    いかがでしたか?この記事では遊びながら学べる防災ボードゲームを4つ紹介いたしました。防災教育は重要でありながら、理解されにくい分野です。実際に災害に直面するまで防災の重要性を実感しにくく、毎年似たような防災教育で飽きてしまうこどももいます。

    防災ボードゲームをうまく活用すれば、楽しく少しでも記憶に残る防災教育が実施できます。目的に応じた防災ボードゲームを選択し、いざ災害に直面したときに備えましょう。防災について、備えすぎて悪いことなどありません。

     

    参考サイト:

    増田あかり
    この記事を書いた人
    増田あかり

    元SE(システムエンジニア)のライター歴2年目。そろそろ新米ライターと名乗りづらくなってきたことが悩み。IT(AR/VR、RPA、パソコン周りの機材、PCトラブルシューティング)記事、エンタメ(アニメ・映画)記事、シナリオライティングなど幅広く執筆中。

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