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防災意識を向上!社内で実践できる方法やコツ、共有すべき防災知識

粕谷麻衣 粕谷麻衣
防災意識を向上!社内で実践できる方法やコツ、共有すべき防災知識

企業において、防災意識を向上することは現代の重要問題といえます。
防災というと、学校や家庭で実施するイメージがありますが、職場でも過ごす時間は長いため、従業員一人一人の防災意識は必要です。
しかし、現状としては、防災意識がまだまだ低いケースが見られるといえます。社内の防災意識が低いと、いざ災害が発生したときに、従業員がうまく立ち回れないといったリスクがあるのです。例えば「なかなか業務が再開できない」「被害を最小限に食い止められない」などの状況に陥る可能性を考えられます。
そこで、今回は社内の防災意識を高めるための方法やコツ、社内で共有すべき防災知識などについてご紹介します。

社内における防災意識の重要性

社内における防災意識の重要性

社内の防災意識は、広い目で見れば会社の存族に大きく関わるといえます。
例えば、今この瞬間に大規模な災害が発生したら、ほとんどの業務がストップしてしまうでしょう。そんなとき、業務を再開できるまでの時間や再開する方法、外部(取引先など)との連絡手段はどのように計画していますか。
もし、「特に対応を計画していない」という場合、災害を機に会社が倒産してしまうリスクを抱えているということです。災害で最も注意すべきはもちろん「自分の身を守ること」ですが、さらに会社を守ることも視野に入れておかなければなりません。
つまり、現時点で社内の防災意識が低い場合は、早急に防災意識を向上するために取り組む必要があるのです。

社内の防災意識を向上すべき理由

社内の防災意識を向上すべき理由

社内の防災意識を向上すべき理由は、大きく3つです。
現時点で社内の防災意識に不安がある方は、以下を把握したうえで、今一度防災意識の重要性をイメージしてみてください。

社員の人命を救うため

社内の防災意識を向上すべき理由として、まず挙げられるのが「社員の人命を救うため」です。
勤務中に大災害が発生した場合、オフィスにいる社員は落下物や転倒した物などにぶつかることで、命を落とす可能性があります。仮にそれらで命を落とさなかったとしても、落下物などによって避難が遅れてしまい、別の事象によって命を落とすかもしれません。
いずれにせよ、社員を守るためには「災害が起きたらどうしたらいいのか」という防災意識を高めておく必要があるのです。
もちろん、社員が個人的に防災知識を持っている場合もあるでしょう。しかし、社内全体で防災意識を共有しなければ、いざ災害が発生した時にパニックになることが考えられます。
社員の人命を救うためには、社内における日ごろの防災意識が重要です。

災害時の仕事の立ち回りをイメージできるため

社内の防災意識を向上したほうが良い理由は、災害時の立ち回りが関係しています。
災害が発生したとき、状況に応じてうまく立ち回らなければなりません。災害が発生したとはいえ、お客様がいる以上は、取引先に損害を与えることにならないよう、状況を見極めながら対応していく必要があるのです。
「取引先と連絡がとれなくなったら…」「納期に間に合わないことが分かったら…」「顧客データが壊れてしまったら…」など、災害が発生するとさまざまなリスクが出てきます。
それぞれにしっかりと対応できるようにするためにも、社内の防災意識向上が重要なのです。

事業継続を図れるようにするため

災害が発生したとき、会社として一番心配なのが「事業継続可否」です。
災害の規模や被害規模によって、事業継続の可否は異なりますが、いずれにせよ何とか事業継続を図れるようにしなければなりません。
仮に、災害によってすぐに通常業務に戻れなかったとしても、出来る限り短期間で業務を再開できるように整える必要があります。しかし、社員の防災意識が低いと「何から手を付けたらいいのか分からない…」といった事態に陥ってしまうのです。
災害に巻き込まれたとしても、事業継続を図れるように、社内の防災意識を高めなければなりません。

社内の防災意識の向上方法やコツ

社内の防災意識の向上方法やコツ

いざ社内の防災意識と向上させようと思っても、具体的に何から手を付けたら良いのか分からない…と悩む方は多いものです。
実際、社内の防災意識向上の方法はさまざまで、やらなければならないことも少なくありません。
ここからは、「これから社内の防災意識を向上したい」と考えている方に向けて、具体的な方法やコツを紹介します。

備蓄品の共有

社内の防災意識の向上の第一ステップとして、まずは備蓄品の共有からスタートしてみてください。
災害に備えた備蓄品が、「どこに」「どの程度」「何人分」あるのかを明確にして、その情報を共有しておきましょう。
備蓄品の情報を共有するだけでも、「防災」が身近に感じられるようになるものです。改めて共有しなくても、掲示物や社員同士のコミュニケーションの中で備蓄品の存在を知ることはあります。
しかし、あえて「改めて共有すること」で、社員の防災意識を変えやすくなるのです。また、備蓄品の追加や変更などがあれば、その都度発信することで、社員が「防災」を思い出しやすくなり、防災意識の向上につながります。

定期的な訓練及び説明会等

社内の防災意識を高めるためには、定期的な訓練や説明会の実施が必要不可欠です。
実際に災害現場での立ち回りなどを体験しておくと、いざ災害が発生したときにスムーズに行動しやすくなります。例えば、消火訓練や避難訓練、救出訓練などは定番です。
また、単純に定番の訓練を行うだけではなく、「細かな部分の訓練」も行っておく必要があります。例えば、火災を想定した消火訓練を行うのであれば、二次災害を防ぐために電源のブレーカーを落としたり、ガスの元栓を閉める、消防署へ連絡するなど、シミュレーションしておくとより現場での明確な行動が分かります。
また、訓練だけではなく、説明会でも「災害時の必要な行動」「役割分担」「日ごろの防災準備」などについて触れておくことをおすすめします。

社内での防災の取り組みを定期的に公開する

社内での防災の取り組みは定期的に公開することで、社内の防災意識の向上につながります。
多くの企業は、訓練した後に「どんな訓練をしたか」を発信するだけで終わってしまうものです。防災の取り組みに関する発信が1回切りでは、社内の防災意識を維持することはできません。時間が経過するにつれて、防災意識は低くなっていってしまうのです。
こうした状況を回避するためにも、社内の防災の取り組みを定期的に公開する必要があります。例えば、備蓄品の定期的な情報共有や、訓練内容や災害時のお役立ち情報などを定期的に公開しておくことで、社内の防犯意識向上につながります。
社内メールや広報などを活用して、積極的に公開していきましょう。

地域貢献を積極的にする

あまり知られていませんが、積極的な地域貢献は社内の防犯意識の向上のひとつです。
社会貢献しておくとで、いざというときに、近隣戸連携をとりながらスムーズに助け合うことができます。そのため、定期的にイベントなどとして、近隣も交えた防災訓練や講習、セミナーなどを開催し、お互いの存在を把握しておくことをおすすめします。
また、防災に関する地域貢献を通じて、社員一人一人が防災意識を持ちやすくなるのです。防災意識の向上というと、社内だけで完結してしまう取り組みを選ぶことが多いですが、外部にも目を向けて計画してみてください。

社内で共有しておくべき防災知識

社内で共有しておくべき防災知識

企業の防災対策のためにも、社内で共有しておくべき防災知識があります。
「こんなときにどうすればいいのか」「被害を抑えるには何をすればいいのか」などを共有しておくことで、社内の防災意識の向上にもつながります。
具体的に、どんな防災知識を共有しておいたほうがいいのでしょうか。

避難先について

社内で共有しておくべき防災知識の一つが、「避難先のこと」です。
万が一災害が発生した場合、どこに避難すれば良いのかという点は大きな課題といえます。例えば、会社の中での避難先や、オフィス周辺の避難先などを共有しておくことが大切です。
さまざまなシチュエーションを想定して、どこの避難先が最適であるかを細かく分析してみましょう。
なお、避難先を決定する際には、「火災」「水害」などの影響も考慮したうえで、安全な避難先を指定しましょう。

避難方法について

避難方法は、社内で絶対に共有すべき防災知識です。
「どのルートで避難すればいいのか」「出入口までの最短ルートはどこか」などは、知っておかなければ社内の混乱を招くことになります。
あらかじめ図面化して、避難ルートを明確にするなど、分かりやすく避難方法を社内で共有しましょう。
ちなみに、外部の方も迷わずに出入口へとスムーズに避難できるよう、社内に避難方法を掲示しておくこともおすすめです。

オフィス家具などにおける災害対策の必要性

オフィス家具の災害対策の必要性は、必ず社内で共有しておかなければなりません。
例えば、高さのあるオフィス家具は、地震対策のためにも固定しておく必要があります。実際、転倒したオフィス家具によって避難が遅れてしまったり、そもそも避難ができなくなってしまうなど、さまざまなトラブル事例があります。
社員を守るためには、避難ルートを確保したり、転倒や落下物によるケガを防ぐことが大切です。そのため、地震が発生しても、オフィス家具などが転倒しないようきちんと対策するよう呼び掛けてください。

まとめ

企業の防災意識

災害が多い日本では、企業の防災意識の向上が大きな課題となっています。
「いずれ来る」と言われている大地震も、いつ来るかはわかりません。とはいえ、今日突然災害が発生しても、社内でうまく立ち回れるよう、きちんと防災意識を向上しておく必要があります。
会社や社員をしっかりと守るためにも、社内の防災意識について目を向け、今回ご紹介した内容を参考にしながら、社内に合った必要な取り組みを検討してみてください。

粕谷麻衣
この記事を書いた人
粕谷麻衣

1993年生まれ。栃木県在住。一児のシングルマザーライター。Web媒体・紙媒体にて、ジャンルを問わず多くのメディアで執筆。BtoB向け記事の他、ママ目線でのコラム執筆も手掛ける。専門家や起業家などへの年間インタビュー数200人を目標に、パワフルに活動中。

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