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浄泉寺様の地域イベントにて、IKUSAの「あそび防災プロジェクト」をご利用いただきました

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浄泉寺様の地域イベントにて、IKUSAの「あそび防災プロジェクト」をご利用いただきました

2025年10月、浄泉寺様(大分県国東市)の地域イベントにて、IKUSAの「あそび防災プロジェクト」をご利用いただきました。

本記事では、イベントの実施理由、当日の様子、幹事様のご感想を紹介します。

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イベントを実施した目的

  • 浄泉寺様では、これまでも定期的にお祭りなどをはじめとした地域活性化イベントを開催している。
  • 今回は「お寺」が災害時における地域の避難場所であることを踏まえて、昨今、話題の多い「防災」をテーマにした地域イベントを実施したい。
  • イベントを通して、地域全体としての防災意識の向上と、参加者に「浄泉寺が避難場所であることを知っていただく」こと、そして、さらなる地域住民・関係機関同士のつながりの強化を目指したい。

IKUSAを選んだ理由

  • 今年の初め頃に開催された「イベント総合EXPO」の会場にてIKUSAのことを知った。
  • IKUSAには豊富なイベント開催実績があり、「地域の子どもたちに興味を持ってもらえる遊び」をメインに、防災意識の向上や啓発につながるイベントを実現できると思った。特にチャンバラ合戦は「楽しそう」と感じた。
  • IKUSA担当者が企画内容について親身になって相談に乗ってくれた。打ち合わせの段階から「IKUSAになら任せて大丈夫だろう」という安心感を得られた。

イベント実施後の成果・効果

  • 「チャンバラ合戦」というメインコンテンツがあることで、これまで以上のイベント集客が期待できた。
  • お寺と公民館を会場に、地域の防災訓練と“抱き合わせ”で防災イベントを実施できたため、より高い防災意識の向上につながった。
  • 老若男女を問わず、地域住民の方々との交流促進につながった。地域の防災関係機関との協力体制が構築できたことも、大きな成果であった。

イベント実施後の感想・評価

  • 防災要素をしっかり取り入れられており、クオリティの高い防災イベントを実現できた。年配の方々も参加していたが、防災知識について「初めて知った」という声も多く、大人も真剣に防災知識を学べた。
  • チャンバラ合戦では、全員が和気あいあいと楽しみながらも、「小さな侍(子ども)」が「大きな侍(大人)」へ勇敢に立ち向かっていく様子がとても印象に残っている。
  • 地域住民の方々がたくさん来てくれたのが一番の成果。「若い運営メンバーが子どもたちのために活動していたのがよかった」「地域の関係各所との協力体制ができた」など、多方面から賞賛の声をいただいた。

【実施理由】地域住民の防災意識向上や交流促進につながる防災イベントを開催したい

浄泉寺様は、大分県国東市安岐町にある浄土宗の寺院です。法事・法要などの行事の他に、地域住民の交流促進を目的とした子ども会活動や、地域イベントなどの開催も積極的に行われています。

今回は、「防災」をテーマにした地域イベントを実施したいというご要望から、多様な防災コンテンツや豊富なイベント開催実績があるIKUSAへ、イベント開催のお問い合わせをいただきました。

お寺の建物そのものが災害時の避難場所として指定されており、「地域住民の防災意識向上」と合わせて、「浄泉寺は災害時の避難場所である」と参加者の皆様に知ってもらうことを目的として、今回の防災イベントが企画されました。

【当日の様子】大人も子どもも夢中になって防災を学べた

今回のイベントでは、浄泉寺周辺のエリアを会場とし、防災に関係する各種地域団体が、それぞれ異なる防災コンテンツのブースを出店。イベントには、およそ300名の近隣住民の皆様がご参加いただき、大盛況となりました。

それでは、各ブースの様子を見ていきましょう。

防災ヒーロー入団試験

IKUSAの「防災ヒーロー入団試験」には、さまざまな防災コンテンツがあります。今回は新聞紙スリッパづくり・防災クイズラリー・防災リュック間違い探しの3つをIKUSA運営で実施し、ピカチュウお守り作り、防災ハザードマップチェックを先方運営で実施いただきました。

新聞紙スリッパづくり

災害は、いつ、どこで発生するかわかりません。例えば、地震が発生した際には、ガラスの破片や瓦礫などが散乱し、素足や靴下だけでは安全に歩行できない状況が考えられます。

そのようなシーンで役立つアイテムが、新聞紙スリッパです。周囲の物(新聞紙やダンボールなど)を使って作成した簡易スリッパを履くことで、歩行時の足の保護ができます。

参加者の皆様には、最初にスリッパを履かずにイボイボマットの上を歩いてもらいます。その後に、スリッパを履いた状態で再びマットの上を歩くことで、スリッパの有無による痛みの感じ方の違いを体感できます。

実際に災害時を想定したシーンを体験してもらうことで、万が一の災害時へ備えることの大切さや、身の回りの物を工夫して使う発想力を学べます。

防災クイズラリー

会場内の5箇所にクイズスポットを設置し、参加者は好きな順番にスポットを回ってクイズに回答します。クイズは全て防災に関連する内容であり、クイズラリーを楽しみながら防災知識を身につけられます。

  • 災害時の避難所に指定されている場所は、次のうちどれ?
  • 地震が発生したら、最初に何をする? など

今回は、お寺の中に複数のクイズスポットを設置したほか、ひとつのクイズは「ファーマシー」(下記の写真)と呼ばれる災害時の移動式薬局に設置しました。

さらには、「お寺の掲示板」にもクイズスポットを設置したことで、これまであまり馴染みのなかった「掲示板」を、地域住民の皆様に知ってもらうきっかけにもなりました。

このように、クイズラリーでは各スポットへ参加者を自然に誘導できます。主催者様が考える「参加者に知ってもらいたい」「見てもらいたい」スポットを選定することで、より効果的なイベントの開催が可能です。

防災リュック間違い探し

防災リュックとは、災害時に必要なグッズを入れたリュックのことです。ホイッスルや軍手、衛生用品など、避難してから数日間の生活を凌ぐためのグッズを入れます。

しかし、あれもこれもと入れてしまうとリュックが重くなり、避難行動に支障が出てしまうため、入れるグッズは最低限にすることが基本です。

防災リュック間違い探しでは、目の前にある防災グッズのうち、「お題」に対してどのグッズを入れるのか正解かを参加者に当ててもらいます。

実際に、防災リュックの中身は、災害の状況や家族構成などによっても変わります。間違い探しを通して、災害時に最適な物を選ぶための知識や、防災リュックを備えることの大切さを学びます。

IKUSAのブースの他に、先方様が運営するブース「ピカチュウお守り作り」「防災ハザードマップチェック」を体験することで、参加者1人ひとりに配布されたカードにスタンプが集まります。

スタンプを全て集めると、イベントオリジナルの缶バッチ制作を楽しめます。

防災チャンバラ

防災チャンバラは、IKUSAのチャンバラ合戦に“防災要素”を取り入れたアクティビティです。

チャンバラ合戦とは、スポンジ製の刀を使って、相手の腕についた「命」と呼ばれるボールを落とし合う合戦アクティビティであり、年齢や性別、運動経験などに関係なく、誰でも楽しめることが特徴です。

防災チャンバラでは、合戦の途中に下記のような「防災に関連した2択クイズ」を出題します。

  • 台風が接近しているときにしてはいけない行動は?
  • 揺れが起きた際に「火」を扱っていたとき、行うべき行動は?

クイズに正解できた人のうち、すでに相手チームに倒されてしまっていた人は復活できます。一方で、まだ戦場に残っている人で不正解となってしまったら、「自軍の旗の元で30秒間動けない」というデメリットが発生します。

「30秒間動けない」ことは、合戦中に相手チームから命を狙われやすくなってしまいます。しかし、動けない状態の仲間を守りながら戦い抜くことが、災害時に求められる「共助(お互いが助け合うこと)」の考え方を身につけることにもつながります。

クイズで防災力を学びつつ、味方と協力しながら困難を乗り越えることで、参加者の防災意識向上につながるのが、防災チャンバラの大きな特徴です。

最後に全員で記念撮影をして、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。

浄泉寺様、イベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

【成果】地域全体としての防災意識向上につながった

イベント実施後は、幹事様にイベントの成果と、ご感想・ご評価についてお伺いしました。

  • 「チャンバラ合戦」というメインコンテンツがあることで、これまで以上のイベント集客につながった。
  • イベント当日には地域の防災訓練を実施しており、同じ日に防災イベントを実施できたため、より高い防災意識の向上につながった。
  • 老若男女を問わず、地域住民の方々との交流が促進された。地域の関係機関や各種団体との、より強固な協力体制が構築できた。

【感想・評価】クオリティの高い防災イベントを実施できてよかった

  • 遊びの要素がありつつも、防災要素もしっかり取り入れられており、クオリティの高い防災イベントを実現できてよかった。
  • ご年配の方々も多く参加いただいたが、防災知識について「初めて知った」という声も多く、子どもだけではなく、大人も真剣に防災知識を学べた。
  • チャンバラ合戦では、全員が和気あいあいと楽しめていた。「小さな侍(子ども)」が「大きな侍(大人)」へ勇敢に立ち向かっていく様子がとても印象だった。

参加者様のご感想・ご意見

  • 家族や友達に防災スリッパの作り方を共有したい。災害への意識を変えていきたい。
  • 年齢の若い人(運営メンバー)が、子どもたちのために活動していたのがよかった。

【インタビュー】たくさんの方々が参加され、防災について学んでいただけたことが1番の成果

イベント実施後、幹事様へ振り返りのインタビューを実施させていただきました。

イベント幹事様:浄泉寺第19世住職 中野 浄昭(なかの じょうしょう)様

(IKUSA)

中野様、この度は弊社の「あそび防災プロジェクト」をご利用いただき、誠にありがとうございました。さっそくではありますが、インタビューをさせていただきます。

まずは、弊社の防災コンテンツを知ったきっかけを教えてください。

(中野様)

今年1月に幕張メッセで開催された「イベント総合EXPO」でIKUSAのことを知りました。防災コンテンツも豊富にあり、魅力的な企業だなと感じました。

(IKUSA)

今回のイベントを実施するにあたり、目的や達成したかったことを教えてください。

(中野様)

災害発生の前後で、求められることは大きく異なりますが、そのどちらに関しても、今回のイベントを通して参加者に体験してもらいたいと考えていました。

なかでも、防災チャンバラにこだわった理由としては、防災の心得として大切な「自助」と「共助」を学んでほしかったからですね。子どもたちだけではなく、大人も一緒に参加することで、防災に対する意識が芽生えて、助け合う雰囲気を作りたかったという思いがありました。

(IKUSA)

中野様の仰る通りで、弊社のあそび防災プロジェクトでは、子どもから大人まで、防災の自助・共助を体験し学んでいただくにはピッタリのコンテンツとなっています。

他にもイベント会社があるなかで、最終的に弊社のサービスをご利用すると決めていただいた理由を教えてください。

(中野様)

「子どもたちに興味を持ってもらえる遊び」をテーマに、防災意識の向上や啓発につながる点が、私のやりたいことと一致しました。特にチャンバラ合戦は、私自身が経験したり、実際に見たりしたことはありませんでしたが、お話を聞いてとても楽しそうだなと感じていました。

そして何よりも、IKUSAの営業担当者さんが親身になって相談に乗っていただけたことが、とてもよかったです。

(IKUSA)

ありがとうございます。そのなかでも、弊社に期待していただいたことがあれば教えていただけますでしょうか?

(中野様)

私自身、イベント会社に依頼するのは初めてでした。ですので、イベント開催のプロが持つ発想力や運営力、また、子どもへの親身な対応や、盛り上げ力などを期待していました。

(IKUSA)

実際に、弊社の対応はいかがでしたでしょうか?

(中野様)

イベントのクオリティも高く、期待通りで安心しました。私たちも普段から地域イベントは開催していますが、チャンバラ合戦のようなコンテンツは初めてでしたので、IKUSAの盛り上げ力や演技力というのは、見ていてとても学ぶことがありました。

(IKUSA)

ありがとうございます。イベント当日の内容や、印象に残っているシーンがあれば教えてください。

(中野様)

防災の要素もしっかりと取り入れられていて、参加者にとって非常に学びのあるイベントになったと思います。特に印象に残っているシーンといえば、やはりチャンバラ合戦ですね。

初対面同士の参加者もいるなかで、即席で組まれたチームが、合戦の開始とともに一致団結してまとまったのは、非常に驚きました。また、小さな侍が、大きな侍に立ち向かっていく姿は、とても印象に残っています。

防災コンテンツに関しては、ご年配の方々からも「(防災知識について)知らなかった」という声が多くありました。子どもはもちろん、実際に考えてやってみるなかで、大人も真剣に学べたと思いました。

そして何よりも、地域の方々がたくさん来てくださったのが一番の成果です。みなさん、本当に楽しそうなご様子でした。

(IKUSA)

イベント後、参加者様からはどのような反応がありましたでしょうか?

(中野様)

「若い運営メンバーが、地域の子どもたちのために活動していたのが素晴らしかった」「地域の関係各所との協力体制が構築できてよかった」など、参加者や、他の団体の方々から賞賛のお言葉をいただきました。

また、ボランティアとして参加していただいた学生からは、「家族や友達にスリッパの作り方を共有したい。災害への意識を変えていきたい」「防災イベントの運営を通じて、相手に合わせた伝え方や、対応の仕方を経験できた」など、嬉しい感想をいただきました。

(IKUSA)

嬉しいお言葉、本当にありがとうございます。最後に、中野様が今後、実施していきたいとお考えのイベントがあれば教えてください。

(中野様)

抽象的にはなりますが、若い世代が主体的に企画し、運営したいと思えるような、まちづくりのイベントができたらいいなと思っています。

(IKUSA)

本日はインタビューをお受けいただき、誠にありがとうございました。ぜひまたご一緒できる機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

株式会社IKUSAでは、地域の防災イベントの企画・運営を一貫してサポートしています。IKUSAには、今回紹介した防災チャンバラをはじめ、「防災運動会」や「防災謎解き」など、楽しみながら防災を学べるコンテンツがあります。

防災イベントの開催を検討されている方は、ぜひお気軽にIKUSAまでお問い合わせください。

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