2024年10月26日(土)、福岡県飯塚市にある小学校にて、飯塚市穂波まちづくり協議会若菜校区部会様に「防災ヒーロー入団試験」を開催いただきました!
本記事では、「防災ヒーロー入団試験」の特徴や当日の様子、参加者様・担当者様からいただいたご感想を紹介します。
イベントを実施した目的
- 楽しいイベントを通して、防災を次世代に伝えたい
- 自治会がイベント運営の一部を担うことで、地域とのつながりを生み出したい
IKUSAを選んだ理由
- 集客や盛り上げをお任せできる
- 子どもが楽しめる企画に魅力を感じた
- 運営を全て委託するのではなく、分担して運営ができる
イベント実施後の成果
- 子どもに楽しんでもらえただけでなく、大人も楽しめるイベントとなった
- 地域の交流が生まれた
- 参加者の満足度は98%超え(満足度アンケートに対して、「とてもよかった」「よかった」と回答した方の割合)
【実施理由】お子様が楽しめる防災イベントがしたい
飯塚市穂波まちづくり協議会若菜校区部会は、補助金を活用した防災イベントを企画されていました。イベントの運営を外部委託するのは今回が初開催であるため、集客や盛り上げを手伝ってくれるイベント会社をお探しだったところ、IKUSAを見つけていただきました。
「防災ヒーロー入団試験」というワークショップ型のイベントに魅力を感じていただいたこと、お子様という「次世代」に向けた防災イベントであることからご相談くださり、開催に至りました。
【当日の様子】「防災」のはじめの一歩を楽しく踏み出す!
会場は、福岡県飯塚市にある若菜小学校です。当日は残念ながら天候に恵まれず、雨天の中の開催でしたが、それにもかかわらず232名の方が参加してくださいました!
老若男女たくさんの方に「防災」に触れていただけた、当日の様子をご紹介します。
「防災ヒーロー入団試験」は、いくつかのワークショップを周り、体と頭を使って防災を学ぶ体験型防災アクティビティです。
小さなお子様から大人の方まで、楽しみながら防災についての実践的な知識を学んでいただけます。また、親子で参加できるため、ご家庭で防災について考えるきっかけになります。
防災ヒーロー入団試験の資料を受け取る
防災ヒーロー入団試験について問い合わせる
今回の防災ヒーロー入団試験は、全5ブースを用意。2ブースをIKUSAが担当し、3ブースはまちづくり協議会様や飯塚市の消防団の方が担当される、という形で開催いたしました。
スタンプを集めて目指せ「防災ヒーロー」!
まずは、体育館にある受付でスタンプラリーの台紙を受け取ります。
各ブースを周り、ワークショップをクリアすると、スタンプラリーの台紙にスタンプを押してもらうことができます。全部集めると、何やらいいことがある模様です…
最初にご紹介するのは、IKUSAの「スモーキー迷路」です。ここでは、段ボールでできた迷路に挑戦していただくのですが、その中はスモークで視界が悪くなっています。
しかし姿勢を低くすれば、視界が少しクリアになります!
火災が発生し、煙が充満してしまった状況を安全に再現することで、楽しみながら火災時の適切な対処方法を学ぶことができます。
迷路には何度も挑戦してくださるお子様もいらっしゃいました!
こちらは「防災クイズラリー」です。学校内の各所に貼られた防災に関するクイズを解くことで、学校内を周遊しながら防災について学べる仕組みになっています!
続いては、飯塚市女性消防団が運営される「AED講習」のブースです。知っておくと必ず役に立つ、AEDの使い方を学ぶことができます。
次はIKUSAの「防災スリッパづくり」のブースです。まちづくり協議会の方にも、一緒にスタッフとして運営いただきました。ここでは、熊本地震の時に活躍した新聞紙のスリッパを作ります!
スタッフが丁寧にレクチャーをするので、小さなお子様も簡単にスリッパを作ることができます。
スリッパの作り方を教える際は若菜校区部会の方にもご協力いただき、地域の方々の交流にもなりました!スリッパが完成したら、下の写真のような、瓦れきだらけの危険な道に見立てた「イボイボロード」を歩いていただきます。
靴下だけでは歩くと痛い道ですが、スリッパを履くと、痛みは大きく軽減し、楽に歩くことができます!
実際の災害時にも役立つ知識です。
続いてご紹介するのは、協議会様運営の「水消火器射的」ブースです。消火器を実際に手にとって、射的をしながら消火器の使い方を学べます。
会場には消防車も来ていました!記念に写真を撮ることもできます。
また、軽食を販売しているエリアもありました。焼きそばや綿菓子、飲み物が売られており、少し座って休憩される方もたくさんいらっしゃいました。
「一日中イベントを楽しむことができた」と、参加者様からも好評でした。
会場内を回り、スタンプを5つ集めたら、ゴールでスタンプ台紙を見せます。スタンプが確認できたら、好きなものの絵や名前を書いてデコレーションできる記念の缶バッジを作ることができます!
体験だけでなく、イベントに参加した記念になるものをおうちに持ち帰っていただくことで、家庭内で防災について話し合うきっかけにもつながります。
こうして、今回の「防災ヒーロー入団試験」は無事に終了しました!
【成果】防災に役立つ知識を楽しく学べた
参加いただいた方にご協力いただいたアンケートの結果を一部ご紹介します。
イベント全体に対しては、178名中148名の方が「とてもよかった」、28名の方が「よかった」、2名の方が「普通」と回答してくださり、マイナスの評価がない、皆様にご満足いただけたイベントとなりました!
いただいたご感想もご紹介します。
- 災害時などに役立つ知識が身について良かった
- 防災に対する意識が高まった。楽しくて勉強になった
- 全体のクオリティひとつひとつがとても高く楽しかった
- 実際に災害がおきた時に使える知識を学べた
- 頭では知っていたようなことも、実際に体験すると全然違った
- ピンを抜いたり、本当に火事になったとき役に立つと思った
【担当者様のお声】目的を達成できた
イベントの主催であるまちづくり協議会の方々からも、「お子様に喜んでもらえた」、「頼んでよかった」と、イベントにご満足のお声をいただくことができました!
イベントを楽しみながら防災を学べるということで、「防災」に関するハードルを下げることができたような、大成功のイベントでした。

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