2020年2月20日(木)、愛知県刈谷市に拠点を置く大手自動車部品メーカー・株式会社デンソー様で、防災運動会を実施いたしました。
(デンソー様のホームページはこちら→https://www.denso.com/jp/ja/)
本イベントには、自動車ソリューション部の約30名の皆様が参加しました。
この記事では、その様子をお伝えしてまいります!
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防災運動会とは
防災運動会は、防災知識を学べる新しい運動会です。
防災は5つのフェーズに分かれると言われていますが、防災運動会では、各競技を通してこのフェーズを一度に体験することができます。
チームでの競争を楽しめるので、防災に興味がない方でも楽しく防災知識を身につけられる点が防災運動会の特徴です。
「防災について考えるきっかけを持って欲しい」
「楽しいだけでなく、学びにもつながる運動会を実施したい」
といったご要望に応えられる運動会として、多くのお客様にご活用いただいています。
オフィスで開催!防災運動会の様子をご紹介
今回は30名の皆様を3チームに分け、オフィス内のとある一室で防災運動会を開催しました。
防災運動会は屋内外問わず実施可能。お客様のご要望に合わせ、最適な競技をご提案いたします。
なお、オフィスの中の写真公開はできないため、今回のレポートはイメージ写真でお送りいたします!
第一種目:防災クイズラリー
第一種目は、防災クイズラリー!
こちらの競技は、防災のフェーズで言うと「事前準備」にあたります。
災害が起こる前に知っておくべき知識を学び、仲間と共有することができる競技です。
【ルール】
防災に関するクイズが出されるため、参加者は正解だと思う番号パネルのもとへ移動します。正解の場合はそのまま残り、不正解の場合は待機ゾーンへ。最終的に残った人数をもとにポイントが加算されていきます。問題は3部構成になっているので、はじめに不正解だったとしても、また次のパートで戻ることができます。
今回は、地震編・水害編・総合編に分けて問題を出しました。オフィス近辺の避難場所に関する問題もあり、皆様真剣に考えていらっしゃいました。
第二種目:防災謎解き
防災謎解きは、「災害発生〜発災直後」のフェーズを体感できる競技です。
この種目では、災害発生時の冷静な判断力や、情報共有の大切さを学べます。
【ルール】
5名ほどで1チームとなり、制限時間内に、仲間と協力して謎解きを行います。すべての謎を解いたら脱出成功!脱出できたチームにはポイントが加算されます。
謎解きの中には防災知識を学ぶための仕掛けも施されています。
今回は防災運動会の一種目として行うショートバージョンでの実施となりましたが、防災謎解きは独立コンテンツとしてもお楽しみいただけます。
企業様向けには、「揺れる会議室からの脱出」と、
オンラインで実施する「崩れゆく会議室からの脱出」の、2つのプランをご用意。
ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
防災謎解きの詳細はこちら
第三種目:防災借り物競争
防災借り物競争は、「発災直後〜避難生活」のフェーズを想定した種目です。この競技を通して、被災時の応用力・対応力の大切さを学べます。
【ルール】
参加者は3名1チームとなり、2名の走者と1名の対象者に分かれます。対象者は、事前にある「お題」を伝えられます。例えば、「倒れてきた棚にぶつかり腕を骨折してしまった」といった、災害発生時に起こりうる状況がお題となります。
スタートの合図の後、走者は対象者の元へ向かい、今どんな状況に陥っているかをヒアリングします。そして、その場に用意された物品の中から、最善の解決策を導き出します。
その場に用意された物品は、ラップや歯ブラシ、ビニール紐など、家庭にあるものばかり。
防災借り物競争は、身の回りにあるものを生かして迅速な対応を行う判断力を身につけられる競技です。
また、終了後には解説があるので、正しい防災知識をしっかり学ぶことができます。
第四種目:救援物資ジェスチャーゲーム
最終種目「救援物資ジェスチャーゲーム」は、防災の「避難生活〜生活再建」のフェーズを体感できる競技です。
防災において必要な「共助」の大切さを学ぶことができます。
参加者は、ジェスチャーを受ける側とする側に分かれます。ジェスチャーをする側のメンバーは、避難所ゾーンに移動し、チェックリストと避難所の物品を見比べ、足りない物品がないかを確かめます。そして、足りない物品を仲間に持ってきてもらうため、向こう側にいる仲間に向かってジェスチャーを行います。持ってきた物品が合っていれば合流し、間違っていれば物品を戻します。全員が合流し物品が全て揃ったチームの勝利です。
相手に伝わらないもどかしさを感じながらも懸命にジェスチャーを行う姿に、会場は大盛り上がりでした!
防災運動会の3つのメリット
最後に、防災運動会を実施する3つのメリットをお伝えします。
バラエティ豊かな競技で、老若男女が楽しめる
防災運動会は、体を使うものから頭を使うものまで、バラエティ豊かな競技が揃っています。
運動会というと若い人ばかりが活躍するイメージがありますが、防災運動会は、ベテランの方も活躍できるチャンスがあります。また、体力差が関係ない競技ばかりなので、社員の家族も一緒に楽しく参加できます。
チームビルディングと防災意識の向上を両立
チームビルディングを目的として社内イベントを行なっている企業も多いはずです。しかし、ただ「楽しい」だけで終わってしまうことも多いのではないでしょうか?
防災運動会は、全員参加必須の競技やチームでのコミュニケーションが必要不可欠な種目をメインでご用意しているため、チームビルディングにぴったりです。また、一緒に働く仲間として共有しておくべき防災知識を共に学ぶことができるので、チームビルディングと防災意識の向上を両立させることができるのです。
オンラインでの大人数イベントにも活用できる
「運動会を実施したいけれど、大人数が集まるイベントを開催するのは難しい…」そんな方におすすめなのが、ビデオチャットツールを活用した防災イベント、「おうち防災運動会」です。
おうち防災運動会は、zoomなどのツールを活用して行うため、世界中のどこからでも参加可能です。通常の防災運動会の競技をアレンジした競技だけでなく、オンラインシステムを使った「防災謎解き」や、VTRを見て防災上の間違いを探す「防災間違い探しオンライン」など、オンラインならではの競技もお楽しみいただけます。
まとめ
本記事では、株式会社デンソー様にご利用いただいた防災運動会の様子をお伝えしました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
防災運動会は、日本全国どこでも実施可能です。
ご興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。
株式会社IKUSAのオウンドメディア担当。「あそび防災プロジェクト」をはじめとするメディアの編集長を務めています。記事の編集、校正、アナリティクス分析、駆け出し動画編集、WEBデザイン、メルマガ企画など遊びの会社の1人マーケターとして奔走中!