帰宅困難サバイバル
企業イベント

防災コンセンサスゲームをダイキンアプライドシステムズ労働組合様の社内イベントで実施しました!

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防災コンセンサスゲームをダイキンアプライドシステムズ労働組合様の社内イベントで実施しました!

今回は、ダイキンアプライドシステムズ労働組合様の皆様にご利用いただいた防災コンセンサスゲーム『帰宅困難サバイバル』の様子をお伝えしていきます。

新型コロナウィルスにより、自由なコミュニケーションがとれなくなってしまった今だからこそ、改めて考えさせられる『コンセンサス(合意形成)』について学べるイベントとなっております。ぜひご覧ください!

防災コンセンサスゲームとは?

コンセンサスゲームとは、複数人でコンセンサス(合意形成)をする過程と要点をゲームの中で学べるオンライン研修です。多数決や発言力がある人の意見でまとめるのではなく、議論を通して全員が納得できる結論を出さなければなりません。集団活動の有効性に気付くことができ、お互いのものの考え方や価値観の違いを知ることができます。

そこに防災知識を掛け合わせたのが防災コンセンサスゲーム『帰宅困難サバイバル』です。土地勘のない場所にて地震が発生し、『災害都市から歩いて帰宅するには何を持っていけばいいのか?』というストーリーの中で、帰宅するために必要なアイテムの優先順位を話し合っていただきます。

上記がそのアイテムリストです。この中には、一見何に使うか分からないものでも、実は大活躍するアイテムもあります。また、このゲームは防災の研究を行う専門家が監修したものなので、実際の生活で役に立つ防災知識を身につけられます!

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防災コンセンサスゲーム実施の背景

今回、防災コンセンサスゲームをご利用いただいたのはダイキンアプライドシステムズ労働組合の皆様です。ダイキングループの一員として、空気環境・冷熱エネルギーを創造し、お客様のものづくりに貢献されています。

そして今回は新入組合員研修の一部として、防災コンセンサスゲームを実施していただきました。この新入社員研修は例年一泊二日で行われていましたが、コロナ禍ということもあり昨年は実施できませんでした。そこで、今年は「オンラインでもみんなの記憶に残ること」ができないかと考え、色々と探した結果IKUSAを見つけてくださったとのことです。そして数あるIKUSAコンテンツの中から、楽しみながらコンセンサスの過程と防災知識を学ぶことができる、防災コンセンサスゲームを実施していただきました。

当日の様子をご紹介!

プロのMCによる世界観!

IKUSAが提供するイベントでは、すべてプロのMCによって演出します。リアルタイムでストーリーに沿って演技をすることで、参加者様が世界観に入り込む事ができます。また、参加者様とMCの掛け合いもあるので、よりライブ感のあるイベントになります。

チームの様子

当日は年齢関係なくシャッフルされたチームで挑んでいただきました。そのため初対面同士のチームも多く、皆様緊張されている様子でしたが、実際にイベントが開始すると、MCの小ネタやお客様との掛け合いで、雰囲気が柔らかくなっていきました。

コンセンサスゲームでは、まず個人ワークの中で自身の考えをまとめ、その後にグループワークをしていただきます。あらかじめ自分の考えを整理しておくことで、周りの意見に同調してしまうのを避けるためです。

今回のグループワークでは、チームによって進め方が大きく異なっていたのが印象的でした。一番若い方が先導するチーム、一人ひとり順番に意見を発表するチームなど、それぞれのチームの個性が出ていました。しかし、もちろんどのチームも多数決はせず、コンセンサスの中で順位を決めようと取り組んでいただきました。

時間が限られている中で、ただ順番に意見を発表するだけでは時間が足りません。タイムコントロールをいかに意識しながら進めるのかといったところも重要なポイントの一つでした。

結果発表

ドキドキの結果発表では、正解との誤差が最も少ないチームを発表しました。1位のチームは「H」チーム!リーダーに勝利した要因を伺ったところ、「一番必要なもの、一番不要なものから話し合いました」とおっしゃっており、素晴らしいチームワークでした!

ただ1位のチーム含め全チームの中で、アイテムの優先順位1位を当てられたチームはありませんでした。まさかの結果に皆様驚いておりましたが、理由を説明すると納得されていました。

しかし災害はいつも同じパターンではありません。今回のストーリー設定での正解と、実際に災害に直面した時との正解は状況によって大きく変わります。日頃から防災に関する興味を持ち、知識をアップデートすることで、いざというときに自分の身を守ることが出来ます。

チームでの振り返り

コンセンサスゲームは、実施後のチームでの振り返りが重要です。コンセンサスの弊害となるような意見の押し付けや、流れに任せてしまうようなことがなかったかを、皆様で話し合っていただきました。また途中からは世間話も交じり、どのチームもイベント開始時よりも打ち解けている様子が印象的でした。こうして一つの共有体験を通して参加者様の繋がりが増えていくのが、コンセンサスゲームの醍醐味です。

防災コンセンサスゲームのメリット

多数決ではなく、コンセンサスを学べる

普段は、誰かと何かを決めるときに多数決で決めることが多いかと思います。どこに行くか、何を食べるかも、多数決もしくは誰かの強い意見で決まります。みんなが納得する答えを出すというのは、当たり前のようでとても難しいことです。

しかし、一人で考えた答えより、複数人でコンセンサスした結果で出た答えの方が、より正解に近づくとされています。仕事をする上でもコンセンサスはとても重要です。今回ご案内した防災コンセンサスゲームは、ゲームの中で世界観を楽しみながらコンセンサスを学ぶことができます。

自然とチームビルディンができる

コンセンサスゲームでは「全員で1つのゴールに向かって協力」します。全員の参加が必要不可欠なので、自然と参加者同士のコミュニケーションが活発になります。

さらに答えをまとめるだけではなく、時間設定も重要です。タイムキーパーや進行役、まとめ役など、役割分担を行うことで、自然とチームビルディングができます。

防災の知識が身につく

日本は世界屈指の地震大国です。最近では非常食のバリエーションも増え、防災リュックを家に常備している方も多いかと思います。しかし、それだけで満足していてはいけません。今回の防災コンセンサスゲームで、災害時に最も役立つアイテムの優先順位1位を、誰も当てられなかったように、災害から身を守るためには、正しい防災知識が必要です。「防災の知識が足りていないんだ!」という気付きが、防災に対する興味を持つきっかけの一つになります。

まとめ

今回は、防災コンセンサスゲーム『帰宅困難サバイバル』をご紹介しました。ご実施頂いた、ダイキンアプライドシステムズ労働組合の皆さま、ありがとうございました。

こうしたイベントでは一つの課題に対して話し合うという共有体験により、イベント終了後も共通の話題ができてコミュニケーションを取りやすくなります。

他にも株式会社IKUSAでは、様々なコンテンツをご用意しております。社内イベントをご検討中の企業様、ぜひ一度株式会社IKUSAまでお問い合わせください。

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