投稿日：2023.03.07 学校・教育機関イベント

富士見ヶ丘小学校にて「防災クイズ大会」を実施しました！

ましぇり

こんにちは！ましぇりです！

今回は2022年11月19日（土）に富士見ヶ丘小学校の学校内文化祭「秋祭り」内で実施した、「防災クイズ大会」をご紹介いたします。当日は、参加者である小学生の皆様の活気に溢れておりました！

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富士見ヶ丘小学校とは？

つくばみらい市立富士見ヶ丘小学校は、茨城県のつくばみらい市に所在します。平成30年に校舎が完成し、開校しました。現代的で立派な校舎構えが壮観です。

富士見ヶ丘小学校では、防災のみならず活発に様々な総合的な学習が活発に行われています。今回の秋祭りの中でも、「SDGsカードゲーム」といったSDGs学習が行われていたり、「高砂熱学見学ツアー」や「ふれあいマルシェ」などのイベントが行われていました。地域の企業や団体が多く参加しており、子ども達にとって、様々な学びと出会うきっかけに溢れていました。

富士見ヶ丘小学校 | 平成30年4月に開校しました (tsukubamirai.lg.jp)

実施背景

富士見ヶ丘小学校の秋祭りの中で、「児童達が楽しみながら学べる防災イベント」を検討されていたところ、IKUSAにお声がけいただきました。低学年・中学年・高学年に分けた三部制での実施で、全校児童皆様に参加いただきました。

秋祭り「あそび防災」 | 富士見ヶ丘小学校 (tsukubamirai.lg.jp)

防災クイズ大会とは？

今回実施した「防災クイズ大会」は、IKUSAの「あそび防災プロジェクト」のノウハウを活用した、オリジナルのイベントとなっています。

あそび防災プロジェクトは、楽しい体験を通じて、防災に興味を持っていただくことを目的としています。

一人ひとりの「自助」、地域や周囲の人との「共助」、行政機関による「公助」を日本の防災の課題とし、遊びの中で防災を学べるアクティビティを強みとし、企業や教育機関から、自治体のイベントまで手掛けています。

今回は基本的な防災学習をコンセプトに、アクティビティを通して防災に興味を持つきっかけ作りとなるクイズイベントを実施いたしました。

あそび防災プロジェクト｜あそびの力で、防災を変える (asobi-bosai.com)

当日の様子

ここからは当日の様子をお伝えいたします。本イベントは、富士見ヶ丘小学校の体育館を使用して実施いたしました。IKUSAのチームが今回もイベントを盛り上げます！

そしてなんと当日、イベントを担当されているPTAの幹事様に、音響をサポートいただきました。誠にありがとうございました。

防災クイズ大会は、○×クイズの2択形式です。会場を○と×のエリアに分け、正解だと思った答えのエリアに移動するといったルールで行いました。参加者の皆様はわいわいと友達同士で楽しみながらも真剣に取り組まれていました。クイズの答え合わせの際には、答えの解説に真剣に耳を傾けている様子が伺えました。参加者様の元気なお声が印象的で、とても活発な雰囲気でした。

当日出題されたクイズ

それでは、実際に出題されたクイズを一緒に考えてみましょう！

1）台風が熱帯低気圧になったら、安心して外出できる？（○か×）

【答え】×

熱帯低気圧とは、熱帯の海上で発生する低気圧のことを指します。このうち、北西太平洋、または南シナ海に存在し、最大風速が17m/s以上に発達したものが台風となります。確かに、台風と比べると熱帯低気圧のほうが風速は低いです。しかし通常の低気圧よりも強い雨風になる可能性はあり、100％安全とはいえません。外出をなるべく控えるなどの対応が必要です。

2）地震が起きたら、どんな時でも机の下に隠れるべき？（○か×）

【答え】×

小学校や中学校で避難訓練を行った際、「第1に机の下に隠れる」と教わった人も多いでしょう。これは固い机の下に隠れることで、落下物などから頭を保護することを目的としています。しかし、実際に揺れが大きい場合、家具や家電は大きく動き、時に身を隠し続けることができなかったり、家具や家電自体が衝突してくるケースもあります。そのため、なるべく物がない廊下や玄関に移動するほうが避難に適している場合もあるといわれています。

3）大人1人に必要な飲料水は1日1リットルである（○か×）

【答え】×

大人1人に必要な飲料水は、1日3リットルです。非常用には3日分以上が必要といわれていますので、合計9リットル×人数分の飲用水を確保しておくとよいでしょう。なぜ3日分必要なのか、それは災害発生から72時間（3日分）は人命救助が優先されるからです。過去の災害で救助できた人数を見てみると、72時間以内とそれ以上では生存率が大きく変わるというデータもあります（平成24年版防災白書）。物資の支援などは後回しにされますので、72時間分は用意しておきましょう。

これらのクイズは、「地震」「備え」「台風」といった項目ごとに分けて出題されました。いかがでしたでしょうか！実践的な内容となっており、大人の方でも悩んでしまうことでしょう。

参加者様のお声

参加いただいた小学生の皆様から、手書きのお手紙を頂いております。お手紙の中では、「机の下に隠れることだけが避難じゃない」、「トイレに逃げ込むという避難方法もある」といった、それぞれの得た気付きを書いてくださっていました。また、クイズを精一杯楽しんだということを、それぞれの言葉で伝えてくださいました。アクティビティを通して、防災に興味を持つきっかけとなれば幸いです。

富士見ヶ丘小学校の皆様、心のこもったお手紙をありがとうございました！お手紙はありがたく拝読いたしました。

IKUSAで防災イベントを実施するメリット

今回実施した「防災クイズ大会」のような防災イベントを、IKUSAで実施するメリットをお伝えします。

イベント内容のカスタマイズが可能

今回実施した「防災クイズ大会」はIKUSAのパッケージプランではなく、オリジナルイベントとなっています。また、決められた時間の中で進行を行うという点も、重要なポイントでした。本イベントのように、ご要望に合わせたオリジナルのイベント企画が可能です。また、IKUSAには複数の防災士が在籍しているため、体験型イベントだけでなく、講演の依頼も承っています。

その他、イベントパッケージからのカスタマイズもできます。「地産地防」の観点から、開催地域の特徴に合わせた防災に対応可能です。ぜひお気軽にご相談ください。